演出家。東京藝術大学社会連携センター特任助教。2014年、アルカサバ・シアター(パレスチナ)との共同創作『羅生門|藪の中』を演出(フェスティバル/トーキョー14)。2018年、ヴェネチア建築ビエンナーレスペイン館に建築家ホルヘ・マルティン・ガルシアとの長期プロジェクト『Dear Gullivers』を出品。最新の演出作品『テラ』は、2018年東京(浄土宗 西方寺)、2019年チュニジア3都市(カルタゴ国際演劇祭)、2021年京都(臨済宗 興聖寺)、2024年ジャカルタ、バンドン(国際芸術祭「スアテラジア」)にて、形と場所を変えながら上演を続けている。
通訳・翻訳者。東京外国語大学アラビア語専攻卒業。パレスチナ留学中に演劇と出会い、坂田ゆかり演出『羅生門|藪の中』に通訳・翻訳で参加。以降、舞台芸術の国際共同制作や来日公演に通訳・字幕・コーディネート等で関わる。翻訳戯曲にガンナーム『朝のライラック』(さいたまネクストシアター/第 12 回小田島雄志・翻訳戯曲賞)、カナファーニー『帽子と預言者』(名取事務所パレスチナ演劇シリーズ)。国内外で芸術、メディア、国際協力など、多分野の人と言葉と協働する。